『恋愛寫眞』

『恋愛寫眞』
ＤＶＤで借りて観ました！

恋愛寫眞』公開時は
堤監督作品という事で
かなり注目してたにも関わらず
結局、映画館では観れなくて

その後、『そのときは、彼によろしく』で
市川拓司先生の作品にはまり
めぐり合った『ただ、君を愛してる』という映画。
この映画も公開時「ちょっと観たい」と思ったまま
放置した作品。
『ただ、君』も超感動しました。
玉木宏氏が誠人、宮崎あおい氏が静流。

この『ただ、君』の原作者が市川先生で
なんと堤監督の『恋愛寫眞』を観て書き上げた、とかとか。

そんなこんなで
ずーっと観たかった作品を
やっと借りてきてみました。

観れて良かった。
松田龍平氏の誠人、広末涼子氏の静流。

恋愛寫眞 - Collage of Our Life -

• 出版社/メーカー: 松竹
• 発売日: 2003/11/22
• メディア: DVD

ただ、君を愛してる スタンダード・エディション

• 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング
• 発売日: 2007/03/16
• メディア: DVD

恋愛写真―もうひとつの物語

• 作者: 市川 拓司
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2003/06
• メディア: 単行本

以下、ネタばれしつつ感想文。
うまく反転出来るといいのですが。
あ、ネガですねｗ

まぁ、そういった訳で物語の展開は
ある程度、分かった状態で観た訳なのですが
さすが堤監督、といいますか
なんていうか…

荒削り『ただ、君』青春ミックス！！

って感じですかねｗ

でも、何ていうか全然別の作品として
ものすごく楽しめました。

まづ、第一印象として
『誠人、荒っ！』ってトコでしたねｗ
それこそ『馬鹿者で乱暴者で』。
『ただ、君』の誠人とは、正反対にいるようなｗｗｗ
でも、静流も負けず劣らずｗｗｗ
このカップル、こえぇぇぇ～ｗｗｗｗｗｗ

そんな感じで物語は進んでいくのですが
荒っぽい２人の恋愛も、なんとなく荒っぽくて
でも、そこが魅力的。
何をしたいのかもよく分かってない
だけど一生懸命生きてる。
それこそが青春であり、人生なのかな。と思ったり。
あ、青春の大きなポイントとしては
やっぱり『羨ましい』とか『憎いほど好き』とか　なんですかね。
あの感情がある人は、まだまだ青春真っ只中じゃないかとｗ

いやー、それにしてもですよ。
松田氏、カッコよ過ぎで
広末氏はカワイ過ぎｗｗｗ
堤監督の作品を観る度、出てる人、出てる人

夢中にさせられますｗｗｗ
ほんと、憎いくらいにｗ
好きなんだろうなぁ。
もしくは、自分の中のスタンダードなのかも。
『Ｉ．Ｗ．Ｇ』を初めて観た時の衝撃から、ずっと。


さて、他の出演者の皆さんもツボでした。
っていうか、開始早々、松田氏よりも先に
やましげ氏に釘付けｗｗｗ
うさんくせーｗｗｗｗｗ
殴られてるしｗ縛られてるしｗｗ最高ですｗｗｗ

そして、なんといっても小池栄子氏ですよ。
最初の方、彼女、ものすごい瞬きしまくってて
ものすんごい気になって気になって気になってたら
そこキターーーー！！みたいなｗ
やましげ氏レベルでは無かったのか。（ぉぃ
超こえぇぇぇぇぇ～！！！
ホラーでも、全然いけると思いました、はい…。
あー、思い出しただけで背筋が。。。

いや、しかし。
ああいう形で静流が死んでしまうのは
ちょっと惜しいですなぁ。。。
ホントに、死んだらそこでお終い。
ね。

今日は実はかんなり凹む事があって
っていうか、実は昨日から結構凹んでたんですけど
生きてて、この作品を観れて
ホントに『死ななくて良かった』って思いました。
何か、衝動的に死にたくなるくらい落ち込む事もあるけど
その後に、こうやって好い物語に出会えると
本当に『世の中っていいな』って思いますなぁ。

それにしても、一眼レフを握りたくなる作品ですね。

誰もが賞賛する作品で無くとも
自分とそして誰かのどこでもドアになれそうな写真を。

無数のシャッター音を。

カメラの重みを。

ファインダーを覗いてピントを合わせる時のドキドキ感を。

あー、一眼が欲しい！！

(2008/01/27 4:53)